はな水・はなづまり
はな水が出たりはながつまったりする原因はカゼやアレルギーだけではありません。子ども(特に1歳未満の赤ちゃん)の鼻の粘膜は敏感です。少しの気温差や乾燥した空気の刺激ではな水が出たりはながつまったりします。鼻で呼吸がしにくくなるので口で息を吸うようになり、のどが乾燥してカゼなどのウィルスがつきやすく咳も出やすくなります。次のような症状があれば診察を受けましょう。
①のどの下がペコペコして呼吸が苦しそう
②ミルクの飲みが悪くなってきた
③咳が強くなってきた
④きげんが悪い、眠れない
⑤耳をさわる・耳を痛がる・耳だれが出てきた(中耳炎の可能性があります)
⑥集中力が低下したり頭を痛がる(年長児の場合)など
きげんがよくミルクもよく飲み、よく眠れている時はしばらく放っておいてもかまいません。市販のはな吸い器ではな水を吸いとっても鼻の奥の粘膜が腫れてつまっていることも多いので刺激しすぎないようにしましょう。部屋が乾燥しないように特に寒い季節は注意が必要です。お風呂の湯気を吸うとはなづまりがよくなることもあります。いろいろ工夫してもよくならない時は相談に来て下さい。