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虫刺されにご注意

最も多い虫刺されは蚊によるものです。蚊に刺されるとかゆくなってぷっくり腫れるのは蚊の唾液に対するアレルギー反応です。かきむしらない様にするとかゆみもおさまってあまり腫れません。

ところが1日~2日後に同じ部位がさらにかゆくなり湿疹がまわりにひろがることがあります。これは遅れておこるアレルギー反応です。最初に刺された時よりかゆみも腫れもきつくなります。症状が強い時は抗ヒスタミン剤(かゆみ止め)の飲み薬とステロイド剤のぬり薬を処方します。

同じ反応は他の虫でもおこります。特にブヨやヤブカに刺された時や毛虫にまけた時にはかゆみも腫れも強くなりやすいので注意が必要です。アレルギー反応が強いと刺されたところだけでなく湿疹がじんましん状に全身にひろがることもあります。また、かきこわしたキズにバイ菌(細菌)が入るとひろがって「とびひ」になり抗生物質が必要になります。

最大の予防方法は虫に刺されないこと

①できるだけ肌の露出部を減らしてください。特に真夏の夕暮れ時以降や旅行などで山や水辺に出かけるときは暑くなりすぎない程度の長袖、長ズボンをおすすめします。

虫よけ剤を使いましょう。最近はいろんな剤型のものが市販されています。スプレー式のものは噴霧した時に吸い込む危険性があります。刺激が少なくてぬるタイプのものがよいでしょう。

③室内では窓を開けっぱなしにせずに網戸をつけたり、昔なつかしい蚊帳(かや)も市販されているようです。電気式や電池式の駆除剤はお子さんの手の届かないところに置いて下さい。

④ベビーカーにつける蚊帳状のものもありますが、外からお子さんの様子がよく見えるものを選んで下さい。
 

梅雨になって雨の日が続くとなかなか外出できずお子さんもお母さんもストレスがたまってくるでしょう。気候のよい日には紫外線や虫刺され対策をしてお出かけして気分転換して下さいね。

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